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四方良し! お客様交流ブログ #09 大府市M様邸
こんにちは。にこちゃんこと、豊和住建の加藤です。
M様邸にカレンダーをお持ちした際、インタビューさせていただきました。
まずは冬暖かく夏涼しい家!
以前の家は冬寒く夏暑い家だったそうで、快適度が全く違うと笑顔で話してくださいました。
M様はピアノレッスンをされています。
玄関を開けた瞬間、待合へつながる空間がとっても素敵です!
お友達にも好評で、生徒さんたちにも心地よい待合スペースになっています。
「大工さんもこだわっていろいろ作ってくれたり、アイデアを出していただいてとても感謝しています!断熱材がしっかりしているため、以前住んでいた家よりもとても快適です!」
と、笑顔でおっしゃってくださいました。
「ただ……」
と、口ごもって話していいものかと迷われているような表情です。
「何かありましたか? ぜひ遠慮なさらず教えていただけますか」
と、促させていただくと、、
ピアノレッスン室の防音に対してM様の考えていたことがきちんと伝わらなかったそうです。
以前の家は快適ではなかったものの、K社製5畳の防音室のおかげで、夜中でもほとんど外に音が漏れることがなかったそうです。
今回レッスン室を14畳まで広くして、同様の防音効果を期待してしまったそうです。
はじめ出来上がった時にはイメージしたものと違う防音室になってしまい、打合せを重ねて何とかM様のイメージに近づいたそうです。
「体感させていただいたところで鳴らした楽器が、ピアノでなくバイオリンだったからかもしれませんけど」というお気遣いもいただきながら、「今後に役立ててもらい、未来のお客様に豊和住建で建てた家に満足していただきたいから」
と言ってくださいました。
会社へ持ち帰り社長に報告したところ、
「防音に対するお客様自身の考え方をこちら側がきちんと把握することが重要。防音に限らずお客様のニーズを的確に把握し、お客様へ納得していただけるよう会話を重ねること。こうした問題はコミュニケーションがしっかりとれていれば、起きなくなる」
そのようなことを社内で一致させていただきました。
調べてみたところ、プロフェッショナルのピアノの音はおよそ110デシベル、対してバイオリンは90デシベルとなっていました。この20の差は大きいのだろうと思います。
当社が高気密を目的にしているのは、高断熱のためで防音が目的ではありません。当然、防音性能も高くはなりますが、熱と音では目的が異なります。そのあたりをお客様にご理解いただくことが大切だと思いました。
M様、貴重なご意見ありがとうございました。今後のために役立たせていただきます!
加藤さち子