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電磁波について②
こんにちは工務の庵原です。
前回の電磁波の記事では、住宅における電気の使用が多くなってきた事を
書かせて頂きました。
では、今回は「家のどこから電磁波が発生しているか」について書かさせて頂きます。
木造住宅が多い日本では、家の中でどこから発生している電磁波(電場)が強いでしょうか?
TV・IHクッキングヒーター・・冷蔵庫など沢山の家電が住宅の中にありますが、
私達が普段目につかない所に、家電製品より強い電磁波(電場)が実は発生しています。
それは・・・。
壁の中や、天井の上・床の下と住宅の中を廻っている電気配線です。
こちらの表は、この50年でどのように住宅の中で配線が増えたかという表です。
配線の量(長さ)は、30坪の住宅で950mにも施工されています。
照明やコンセントもダウンライトが増えてきたり、廊下など昔無かった場所にも増えてきました。
IH・食洗器の便利な家電・TVやエアコンは各部屋に付けるようになり次第に分電盤の回路が増えてきました。
その結果・・・
このように、見えないところでは配線が縦横無尽に巡っています。
この1本1本から電磁波(電場)が発生して、今私達は、電磁波の中で生活しているのが現状です。
もちろん、家電製品からも電磁波(電場)が発生しています。
それについては、次回「電磁波(電場)の特性と対処法」でご紹介します。
庵原 裕也