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大府市 柊山町「U様邸」屋根瓦 ふせ替え工事
現在屋根の瓦のふせ替え工事中の「U様邸」の様子をご紹介します。
以前の屋根は土の上に瓦が乗っているため、重量がかなりあります。(一般的に1坪当たり土と瓦で250Kg)
現在の瓦は土を乗せず、木を打って、釘で瓦を止めるので、土の分(一坪当たり約100Kg)が軽くなります。
結果的に耐震性能も上がるという事になります。
施工前
立派な鬼瓦が乗っています。
棟につんであるものを「のし瓦」というのですが、一般的には現在、この「のし瓦」は4~5段が
一般的です。
こちらのU様邸は10段ほどの「のし瓦」が乗っていました。
「のし瓦」を高く積めば、鬼瓦も大きくなっていきます。
解体の様子
「のし瓦」を解体するのにも一苦労です。
お客様の要望で鬼瓦についている家紋を、鬼瓦に再利用するので、綺麗に取り外しました。
瓦と土を落とすと、このように「野地板(のじいた)」がでてきます。
一部野地板を剥がし、屋根裏に断熱材、そして耐震金物を取り付けました。
今回は既設の野地板の上にコンパネを上張りしていきます。(野地板をめくる金額を抑えるため)
その上に防水の為に「ゴムアスルーフィング」を敷いていきます。
次に「瓦残(かわらざん)」という木を打って、瓦を収めていきます。
また次回、続きをご案内致します。
ありがとうございました。