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〇〇〇×クラウドファンディング
少し前まであまり気にも留めていなかったのですが、クラウドファンディングという活動を最近特によく目にするようになりました。
※クラウド=群衆、ファンディング=資金調達 二つを合わせた造語とのことです。
コロナ禍で土壇場の経営状況だったり、製品開発などの予算をファンディング活動を通して支援してくれるサポーターを自力で集めるシステムです。
最近では、独立法人国立美術館である6美術館で
「国立美術館のクラウドファンディングサイト」が2019年に立ち上げられています。
※ご興味のある方は下記よりサイトへ
https://crowdfunding.artmuseums.go.jp/help/about
■ちなみに6美術館知っていましたか?
・東京国立近代美術館
・国立西洋美術館(東京)
※ル・コルビュジェの建築作品ですね。ロダンの「考える人」がいるところ。
・国立新美術館(東京)
※黒川紀章さんの建築作品で、シンボリックなファサードで好きです。
・京都国立近代美術館
・国立国際美術館(大阪)
・国立映画アーカイブ(東京)
実際活動の成果は目覚ましく、既にファンディングの募集は終わってしまいましたが、
6/11(火)開幕の「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」でこのクラウドファンディングの取り組みがされていて、非常に興味深い。
※現在は、別の美術館で次のファンディング活動が始まっています。
■目標金額達成率 121%
■参加総数 約350名
■支援金 ¥3,642,000 ※一人当たり¥10,000ちょっと。
なにせ美術館はベースがチケット収入なわけで、それは来館、来場(チケット購入)していただいて初めて得られる収入ですので、画期的かつ効率的な資金調達です。
こういった活動で集められた支援金を有効利用して還元する(リターン)、もしくは共有意識、仲間意識を持つことで、自分の好きな場所や好きなもの、好きな人物や作品等に対してサポートできる喜びを共有することができる。より愛着が湧く、より大切な記憶や思い出になる。といった相乗効果が得られ、とても素晴らしい関係が築けます。
以前は正直、寄付=施しというイメージがありましたし、日本にはまだまだ寄付文化が根付いていません。ですが、SNSがより身近に、当たり前のコミュニケーションツールになった背景もあってこのコロナ禍で私自身の意識も大きく変化しました。皆様もそうでは?
おこがましく思うこともなく、寄付する側の気持ちがラフになりました。
長々と綴ってきましたが結局何が言いたいかというと、だまって素晴らしいものをつくり続けているだけではより多くの人に届かないのかもしれないなと。ならば自信をもってこちらからアピールして、より多くの人に賛同してもらうことで広まるコミュニティを独自で繋げていかなくてはならないなと思った次第です。アピール力=自分力。これからの人材としては、各自でプロデュースできる力をつけることが必要だと感じた今日この頃です。
そんなわけで、総合力・プロデュース力・サポート力すべてにおいて自信を持って豊和住建はお仕事させていただいていますので(言い過ぎくらいが丁度いいんですって(*‘∀‘)/ウフフ)
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